アイデア

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夜の散歩という踊り

月ぴかぴかる風なまぬるし夜やってきて、わたしめっぽう気分よしだし散歩した。より静かを求めてぬるぬる進んで到着の土手、鼻歌飛び出し自覚する。思った以上にご機嫌です...
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南雲桃子の謎ゾーン

嬉しい。高校2年生になって、南雲桃子さんと席が隣になって僕は嬉しい。かわいい。南雲桃子さんはとてもかわいい。背が高い。長い髪がきれい。性格がいい。あんまりおしゃ...
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俺と9の出会い

9を拾った。会社の帰り、道に落ちていた。なんだかスーツが重く、溜息をつくと、足元になにかある。拾ったら、9だった。手のひらサイズの、軽い、硬い紙のような素材、白...
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燃えている子は傘をささない

雨が降ってて。学校から帰る途中だったの。こう、わたし、傘をさしてた、歩道を、足元を見ながら歩いてて、ふと、暖かいなと思ったの。前の方が、暖かいなって。それって変...
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縁側、わたし、ポリエステル

足をボリボリ掻きながら、縁側で、茶を啜っています。お天気であります。うららかな午後を満喫中、かと思いきや、呑気を手探り、少しそわそわした感じ、わたし、久方ぶりの...
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毒杯一揆御友達

ここは見晴らしがいいな。あれはなんだろう、砂煙が立っている。おや、君は何か難しいことを考えているね。本当に、偉くなったもんだ。尊敬されているかい?友達は増えたの...
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観覧車の夢

山の上の観覧車はここからだと指輪みたいで、わたしはその景色がひそかに好きで、稜線に刺した指輪がちんまり光ってるみたいっていうか、小さく見えてる観覧車、さほど遠く...
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青春蝙蝠海岸線

知ってるよ。遠藤くんの鞄には綺麗な女の人が入っていて、遠藤くんに時々蝙蝠をおねだりしてるの。知ってる。見たんだよ。部室棟の裏だ。遠藤くんが蝙蝠の死骸を鞄に投げ込...
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真夏の静電気

そう、うん、そう。あれは弟だったのかもしれないそうだったのかもしれない。朝。ブラウスのボタンを音ゲー的にじゅんぐりどんどん留めてってひとつミスしてフルコンボなら...
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黒い晴れ

あの人きれい真っ黒な人の隣髪が揺れてる手の本途中かななんで笑ってるんだろうきれいな人だなきっとこれから真っ黒な人に殺されるんだだけどわたし助けないさよなら黒い人...