公演アーカイブス

プロペラブランコ  

・ 企画内容 

「プロペラ」に「飛躍する、海の向こうまで」、「ブランコ」に「振り幅のある、遊ぶように」という意味込めての、「プロペラブランコ」という公演名は、ひとつの作品名を指すのではなく、連続公演全体を指す名前である。 

15分以下の小作品を組み合わせた、小公演を定期的、継続的に行いながら、自らの表現傾向を明確にし、不可分な手法を見出しつつ、多様な観客と出会うことを、目標としている。 

「プロペラブランコ」アーツ前橋公演 

日時 ・ 2018年2月4日(日)10日(土)  
17時00分 (60分公演) 
場所 ・ 「アーツ前橋」(群馬県前橋市千代田町5丁目1-16) 
料金 ・ 1000円(一日フリーパス) 
出演 ・ 新井和枝/亀井優/星野ひかり/藤原祥子/馬場史佳 
脚本、演出、音楽 ・ 荒木聡志 

「プロペラブランコ」ya-gins前公演

日時 ・ 2017年10月9日(月)  
14時00分 (40分公演) 
場所 ・ 「ya-gins」(群馬県前橋市千代田町3-9-2) 
料金 ・ 無料(全席自由)任意でカンパをお願いします。 
出演 ・ 新井和枝
脚本、演出・ 荒木聡志 

「プロペラブランコ」Maebashi Works公演

日時 ・ 2017年9月23日(土)  
14時00分/20時00分 (50分公演) 
場所 ・ 「Maebashi Works」(群馬県前橋市千代田町2-7-17) 地図はこちら
料金 ・ 無料(全席自由)任意でカンパをお願いします。 
出演 ・ 新井和枝 
脚本、演出・ 荒木聡志 

「プロペラブランコ」群馬の森公演

日時 ・ 2017年3月12日(日) 14時00分 (35分公演) 
場所 ・ 「群馬の森」(群馬県高崎市綿貫町239) 地図はこちら
料金 ・ 無料(全席自由) 
出演 ・ 新井和枝 
脚本、演出・ 荒木聡志 

「プロペラブランコ」map公演

日時 ・ 2017年1月29日(日) 20時00分 (35分公演) 
場所 ・ 「map」(群馬県前橋市千代田町2-12-7) 地図はこちら
料金 ・ 無料(全席自由) 
出演 ・ 亀井優/新井和枝 
脚本、演出、音楽 ・ 荒木聡志 

私は最近太った

・ 構造 

主観に基づくモノローグが、なぜだろう、複数の人間に共有されている。自他の境界があいまいで、共有と断絶が負荷なく入れ替わっていく。関係不全と馴れ合いがループしながら、「わたしはどうしてあなたと一緒に生きられるのか」「わたしは本当にあなたと一緒に生きているのか」本質的な問いを浮き彫りにしていく。 

・ 背景 

少なくとも手紙よりは、メディアが身体化している現代、もしくは近未来の日本。この世界には、「ワイバーン」と呼ばれる、動物と植物の中間に属する生物が生きている。 

・ 展開 

1・関係の表現の為に抽象化された場所。女達がいる。共有と断絶の様相が 描かれる。断絶は「誰 か」という言葉で、共有は「太った」という言葉で、 もたらされている。 
2・「太った」にまつわる、10分程度のモノローグの連なりが、 複数の人間によって語られる。 
3・かといって、自意識が失われることはない。短い対話がある。 
4・共有と断絶を比喩する存在、ワイバーンのことが語られる。 

「私は最近太った」前橋レンガ蔵公演

日時 ・ 2016年11月6日(日) 14時00分 19時00分 (70分公演) 
場所 ・ 「前橋芸術文化れんが蔵」(群馬県前橋市三河町一丁目16-27)地図はこちら
料金 ・ 無料(全席自由) 
出演 ・ 亀井優/星野いづみ/武井久子/新井和枝/黒島純子/堀口美奈子/荒瀬友美 
脚本、演出、音楽 ・ 荒木聡志 

発熱する甕

・ 構造 

会話が意味を交換しない。会話は、相槌や間の手の力を借りて、互いに相手のことばの意味を撫でていく。個別の選択と全体の共有が矛盾しない、特に女という性の中の関係の実際を見出していく。 

・ 背景 

政治、戦争、環境、喫緊の課題に選択を迫られ続ける、現代の日本、現代の身体。 

・ 展開 

1・会話。日本の問題を眼下、神様を自称する4人が、弥生と平成のどちらに転生するかを話し合っている。 
2・会話。肉が感情を高め、会話は混乱する。だがそれは喜びのようだ。 
3・独白。異なる選択が異なる結果をもたらさない。生きた記憶は寧ろ幻に似ている。 

発熱する甕(発熱する甕/発熱する家ダイジェスト/はれのひのつかいみち)Maebashi Works公演

日時 ・ 2016年4月16日(土) 16時00分 20時00分 (70分公演) 
場所 ・ 「maebashiworks」(群馬県前橋市千代田町) 地図はこちら
出演 ・ 黒島純子/堀口美奈子/新井和枝/荒瀬友美 
脚本、演出、音楽 ・ 荒木聡志 

発熱する家


・ 構造 

女達がいる。女達は、互いに逆の意味を持つ言葉を連ねていく。「ある」と「ない」、「いる」と「いない」、「できる」と「できない」、否定と肯定は組になり、等価に同質に同量に、語られる。意味は相殺され、無言と変わらない。そこは、何も選択できない、何処にも向かえない、会話と関係に、満ちている。 

・ 背景 

現代の日本、災いが起きてしばらくした世界。 

・ 物語 

物語はない。3つのシークエンスがある。 

1・相反する意味を持つ二つの会話が、同じ場所、同じ関係の中で、争わず同居する。多重の意味を縫うように生きること。予断の崩壊した世界に、平穏は絶望に似ている。 

2・孔雀が羽を広げる様子を描写する。描写は必ず、相反する意味の言葉が、組になる。 

3・会話。問題に向き合おうとする、それだけを女達は共有している。相殺しあう意味もやがて収斂し、目的地を求めずにはいられないだろう。それが本当に存在するのかどうかは別として。 

発熱する家・プレビュー 伊勢崎市境総合文化センター和室公演

日時 ・ 2015年8月1日 20時00分(60分公演) 
場所 ・ 「伊勢崎市境総合文化センター」2階和室(群馬県伊勢崎市境木島818) 地図はこちら
出演 ・ 堀口美奈子/荒瀬友美/黒島純子/新井和枝 
脚本、演出、音楽 ・ 荒木聡志 

プロジェクトブレイクスルリ 

 

・ 概要 

「プロジェクトブレイクスルリ」は、演目ではなく、公演の連なり全体を指す名前である。 

現状の打破、「ブレイクスルー」が、灰ホトラの継続的な表現活動の自然な、「スルリ」とした振る舞いの果てに叶うことを期待して、造語「ブレイクスルリ」をプロジェクト名とした。 
活動の中では、手法の確立と先鋭化、小作品のレパートリー化、演劇やその周辺との関係作り、対話的表現活動の模索等を目標とする。 

・ 内容 

「劇場の外、様々な場所」で、「朗読劇」を、「定期的な小公演」で展開する。

・ 作品 

過去作品の改稿、新演出を軸に、新作を織り交ぜて40分強の公演を構成する。

過去作品 
「逆走スーハー」「ゾウロ」「はいろいけむり」 
新作 
「ぎんいろ」「雨とピアノ」・・・その他サイト内「アイデア」より詩の朗読など 

プロジェクトブレイクスルリ ya-gins公演

日時 ・ 2015年1月17日 20時00分(50分公演) 
場所 ・ 「ya-gins」(群馬県前橋市千代田町3-9-2) 地図はこちら
演目 ・ 「ゾウロ」「ユビニケ」 
出演 ・ 堀口美奈子/荒瀬友美/黒島純子/新井和枝 

プロジェクトブレイクスルリ 伊勢崎市境総合文化センター和室公演

日時 ・ 2014年12月13日 20時00分(50分公演) 
場所 ・ 「伊勢崎市境町総合文化センター 2階和室」(群馬県伊勢崎市境木島818) 地図はこちら
演目 ・ 「ゾウロ」「ユビニケ」 
出演 ・ 堀口美奈子/荒瀬友美/黒島純子/新井和枝 

プロジェクトブレイクスルリ カフェドエコー公演

日時 ・ 2014年6月22日 20時00分(40分公演) 
場所 ・ 「カフェドエコー」(群馬県渋川市渋川547) 地図はこちら
演目 ・ 「逆走スーハー」「雨とピアノ」 
出演 ・ 新井和枝/黒島純子/荒瀬友美/堀口美奈子 

プロジェクトブレイクスルリ ROBUSONCOFFEE公演

日時 ・ 2014年5月25日 19時50分(40分公演) 
場所 ・ 「ROBSONCOFFEE」(アーツ前橋1F) 
演目 ・ 「逆走スーハー」「雨とピアノ」 
出演 ・ 新井和枝/黒島純子/荒瀬友美/堀口美奈子 

「ロブソンスルリ動画」