作りながら暮らしながら

只々日々

割といい長期休みだったかもしれない。

もっぱらどこにも出かけずだらだらしていたと言っていいだろうが、ノンストレスな環境下でけっこう創作が捗っている。それは死ぬほど小さな一歩に過ぎない。でもいいんだ。意味がある。

あと少し背筋が伸びて、あと少し作品の底を上げて、自尊心や自己肯定感が人並み程度の半分くらいまで戻ったら、灰ホトラを背負って、1人の大人として、この世、世界へ、もう一度出掛けよう、僕は自分の物語を終わらせよう。例え救われなくも、救えなくても、出した答えを松明にして、余生の暗がりを進むだけのこと、大丈夫だ問題ない。

「3人以上が雑談している様子を楽曲にする」作品群を今作っている。

昨日今日で歌詞の制作が進み、全体像が見えてきた。内向きのサークルで雑談する人達、楽器奏者1人、楽器はフレキシブルな、ベルリラかリコーダーか、ピアニカかなあ、最小4人のチームで作る音楽だ。

交わされている雑談は、聞き取れたり聞き取れなかったりする。会話の意味内容が不明瞭であっても声は音楽として流れ続けている。世界中のあらゆる場所で会話がなされているのと同じくらい、この雑談のうたは、世界のどんな場所でも奏でることのできるうたになるような気がするし、そうしたいと僕は思っている。

これは音楽としては「小さい音」の音楽となるだろう。音楽は普通「大きい音」で奏でるものだ。しかしこの雑談のうたは違うだろうな。普通にプレイすれば聴衆の上限は、周りを囲んだ20人くらいが限度だ。

まあ別に、拡声しても成立はする作品になるだろうけど、今している妄想は、街角でも公園でも川べりでも晴れでも雨でも、屋外で環境と混じり合うようにしてうたわれる、うたにしたい、というもので、やってみたいなそれ、きっとやろう。