作ってみたを続けてみた

只々日々

1分のショート作品を連続制作することを続けている。作りながら考えたことを少しメモしておく。

「簡単のうた」のように、旋律を伴わないリズム的発語、掛け声やコール的なことばを楽曲として扱うことは、灰ホトラがやりたいことの本道ではないものの、しかし注意深く扱えば、面白くなるだろうと思って、時々はやりたい思っている。ここでは「1234」と4拍子を導く筈のものを「毎日」と組み合わせて3拍子にズラしたりしている。自虐のコール。ギリギリダンスってことでしょうか。

「前髪のうた」は劇団時代に灰ホトラが散々やってきた譜面的台詞と劇伴の組み合わせを発展させたものだ。この作品のように、節々でいちいちぴったり合わせず、しかし全体として不可分に嵌っている、ということばと音の関係こそが多分、楽団灰ホトラの本道、ということになるのかもしれない。「陽炎のうた」で概ねその路線を具体的に提示している。

「手紙のうた」は、大変ベタな設定下のよくある心理モノローグで作っただけのものだが、「うーん」と「選別の迷い」と「整った発語」の三層を組み合わせて作ってみたくて、そうした。ショート作品ではあんまり拘らず「歌唱不可能なうた」も作っている。まあこれも3人でうたうことは不可能ではないのかもしれない。

「ラル本当のうた」は、作りたい音楽の方向性に向けて少し頑張ってみた作品だ。はじめはそんなつもりはなく、録った素材で適当に作ろうと思ったのだが、気が向いたので。時間がかかったわりにイマイチな出来だけど、ところどころに希望があるので、手がかりにして今後に活かしたい。1分に無理やりまとめなければ、普通に面白い作品になるかもしれない。

というわけで、しばらく続けてきたショート作品づくり、けっこう満足してきたのでそろそろやめようと思う。

視聴してくれる人を増やしていかないとなあ。がんばったり工夫したり作戦を練ったり、できることはなんでもやっていこう。