のびのびた

只々日々

病的な「先延ばし癖」に、長い間苦しんでいる。

小学生の夏休みの宿題からこっち、僕の生涯を貫いている「先延ばし癖」ではあるのだが、鬱が深くなったコロナ禍以降あまりに顕著に現れるようになって、「先延ばししていた案件をどこかのタイミングで頑張ってリカバリーする」ことが出来なくなってしまった。「癖」で済まされないのは、集団作業下でこの事態が頻発するようになったからで、これは、僕が演劇を諦めた理由の一つでもある。

「机に座る」ということができないのだ。或る時期は「机に座って作業しなくてはならないが、どうしてもできなくて、机の脇で寝る」などという異常行動が、一年以上続いたりした。

今も収束せず、苦しい。それでも、試作曲を何曲か作れたのだから、マシなんだろうがな。「陽炎」の制作が進んでいないのだが、これもやはり「手がつかない」からで、実作業時間は数時間とかである。

創作を習慣化する、その為に自分自身の脳をハッキングする、そんな工夫が必要だろう。少し前に毎日日記をあげ続けたのがそれに該当するわけだが、試作曲づくりも、なんとかグルーブを維持し続けるように、頑張らないといけない。9月までに6曲作る、諦めてはいない。

既に上げた3曲も、もう一段階試作を進めたものにするのが理想なんだが、どうだろうな。いやまあでもだから、ハードルは下げ気味にしとくべきだよな。

あとはそうだなあ。僕は無駄に怯えている。好きなようにしたらいいのに。言葉と太鼓とビープ音とピアノ、くらいの構成で、即興に近いようなものを出力して、自分のやりたいことを「とりあえず眺められるようにする」、そんなことが今は大事だ。出来不出来にこだわらず、コンスタントに。