稽古する

只々日々

案の定、曲作りが捗らないでいる。

例の「机に座れない状態」なのであって、「作業しているが、進まない」のではない。本当に、全然、手がつかないのだ。こういうことが良くある。まったくもって、自分が信じられない。頑張りたいと思っているし、だからこうして、日記に書いたりして課題に挙げるわけだけど。

自己否定道を邁進しないよう、ショートストーリー書いたり、イラスト描いたり、自分を揉みほぐすようなことをしている。逃避には違いないが、必要なことかな。

「彼岸たちのうた」を作ろう。歌詞は「おーい」と「なーにー」だけ、お互いを呼び合う存在たちを、曲にする。この曲は、活動全体にとって、とても大事なアイデアの一つで、早く形にしたほうがいい。2年近く前に、役者たち4人に声をかけ録音した素材があり、それを手がかりにしようとしている。「はっぱのうた」同様、不恰好で未完成でも、一歩踏み出すことが、とにかく、今は、肝心なことなのだから。

多分この先、新しい曲のアイデアが尽きることはないのだと思う。いくらでも思いつくし、無数の歌詞や構成のストックがある。諸々軌道に乗れば、それらの作品を順次送り出せるような気もするが、今は無論そんな妄想よりも、優先事項にしっかり取り組まねばならないだろう。

と決意した後、また「机に座れない状態」に陥り、さしあたり「机に座らなくてもできそうなこと」を弄っているうちに、時間が過ぎていく、ってなるって寸法だ。弱ったもんだなー。

運動とかと一緒、環境を整え、トレーニングしていくしかない。最近、ADHDの先延ばし癖対策などもネット上に散見される、そゆのも参考にして良いだろう。

とにかく、停滞しないようにせねばな。劇団灰ホトラには稽古場、定期的に設定される具体的な創作の場所、仲間が存在した。今はもうない。僕自身の中に、それに等しいものを作らねばなるまいよ。