またあうひまで

只々日々

サイトにテキストを1ヶ月あげ続ける、ということをした。

5月19日にはじめたので、今日の日記で目標を達成したということで良いだろう。仕事や演劇以外において、個人的にこのような具体的な「目標設定とその実現」を試み、叶えたということ、ばかみたいに思われるだろうが、ちょっとだけ嬉しい。

出来事や妄想を読み物にこしらえる、なんてのを毎日ずっと続けるのは普通に大変だったので、もうやんない。自分自身にとっては有意味なことだったので満足している。

再確認したのだが、イメージボードを描くように、短編の一場面を書くのが昔から好きだった。展開を連ねて大きな筋立てに結ぶのが苦手だし、個々の小さなシークエンス自体を全体に変えてしまいたいたちなのだろう。ただただ「場面」だけが好きなのだ。サイトの「アイデア」にそうしたものを集めていたりする。

その性分は、演劇をやめて音楽に向かおうとする理由の中で、小さくない要素かもしれない。

さて、なんの為にテキストをあげ続けたのか。物凄く平たく言って、元気を出す為に日記を続けていたのだ。元気を出すべきなのは、音楽活動に手がつかないからである。いつもいくつかの曲のことを、うっすら考えてはいるんだけど。

じゃそれを、だらだら書いてこ。

例えば、「彼岸たちのうた」という、「おーい」と「なーにー」だけを交互に繰り返すうたがある。間に、こだまが入るだろう。3拍子だ。BPMは「おーい」と発語する時決まって、「なーにー」と返したこだまの終わりまで維持されるが、こだまの前にランダムな間があるなど、拍は判然としないかもしれない。

楽譜的な指定としては、音階は相対的なもので度数など決めないが、「お」から「い」へ、「な」から「に」へ、下降を指定、当然伸ばし棒がそのまま長符となる。遠距離の対象者への発語であるとする。

こだまを伴奏とみなし、「おーいおー(インスト)」の2音階3音、最後の「おー」に返しの「なー(発語)」が重なる。同様に「なーにーなー」、最後の「なー」に次の「おー(発語)」が重なって連なっていく、という流れになるだろう。伴奏の音色(楽器)はまだ決めてない。

そういう、「うた」だ。一周聞いた直後から、誰でもうたい交われるような、参加性のあるうたにしたい。中盤にひと工夫展開を作って、後半は音色を増やして、そのくらいかな。きっとものすごく良い曲になると思う。

もうひとつ、手始めに作りたいと思っているのが、「まあまあなうた」だ。「まーまーなーひー」って、うたい続けるだけの歌。「まー」から「まー」への音階の上昇、あとは各音同じ長さの指定かな。「まあまあな日」って言ってるんだから、あんまり嬉しそうにうたうのは、違うだろう。

普通に4拍子で扱うのではなく、次の「まー」が無根拠なタイミングで始まるのがいいのではないか。これを「順番」「バラバラに重なる」「合わせる」の三つで組み合わせた、うただ。これも参加性のうたにしたいな。音の軽い打楽器と合わせるといいかな。そこは決められてない。

まあそんな感じで、考えを止めているわけじゃない。やっていこう。