金曜に入院、右手の抜釘手術を行い、翌日、退院した。
金具を抜くだけの手術なのだから、さほど辛くもないだろうと思っていた。いや違う、思うようにしていた、のだと思う。
まず、手術前の麻酔がやっぱり怖い。首からカテーテルを入れ腕全体に麻酔するのだが、最中本当、どきどきする。手術が近づくと、「いやまだ感触残ってんだけど、まさかもう始める気?」ってなって怖い。手術が始まれば、自分の腕が今かっさばかれてんなって、それってやっぱり普通に怖い。幕の向こうで結構な勢いで医者がなにやらトンテンカンしてて、大丈夫なの?不安ですってなるし怖い。手術後には、切って中身いじくったけど塞いで縫っとけば大丈夫とか、人の仕組みって本当にそうだっけ?ってつい考えちゃうし怖い。
ものの、退院後1日経ったら痛みも引いて、少しあった出血も止まって、鬼のようにむくんでいる手はやや気になるが、経過は悪くはない様子だ。記念にと持って帰った金具を眺めながら、抜糸は1週間後ではあるものの、ひと段落を感じざるをえない。
もっとも、足のほうはまだ痛みが残ってるし、ボルトの異物感も無くならない。年末頃に金具を抜くか抜かぬか、いずれ手術の是非を決めねばならない。抜きたいと思ってるものの、足の時は背骨に麻酔を打つことになるんだけどアレ、すっごい嫌なんだよな。