櫻坂46、14th期間のこと

只々日々

櫻坂46というグループを応援している。MVが好きなのである。最近の動向を追いながら思ったことを書きたいな、となったものの、なんだかまとまらない。箇条書きっぽく書いてく。

・14th表題。敬愛する池田監督。どうなんだろう。予算とか準備期間足らなかったんじゃないかって思っちゃった。全体に「すっぴんな映像」に感じられ、没入感を得にくい。

・徹底的に設定を作った後、削ぎ落とされた少ない構成要素で組んだ状況を準備し、そこでの演者のパフォーマンスはドキュメントとしてそのまま映しとる、そんな方法論を持った監督さんなのでは思っている。理知の人。引き算の人。小細工しない人。少し残酷な人。

・池田監督はしばしばアイドルの顔を「ど正面」から撮影する。「キラキラかわいい」でない、身も蓋も無い残酷なほどの存在感。信頼できる作家さんだなと思うのだ。虚構と実存の距離感に問いだてを作り続けている。欅坂デビュー作から撮り続けてきたある意味「共犯者」としての、池田監督なりの責任の負い方があるのだろう、と想像している。

・作家の準備と演者の体当たりが最高の形で結晶した、数々の作品がある。「静寂の暴力」は本当に素晴らしい。「自業自得」なんて最高だ。「sing out」は乃木坂に嫉妬しちゃう。他にもあるけど、情動や感傷を抑制した作りなのに、それらが倍増されてこちらに届くような、魔法がかかった作品たちがある。そうして、なぜだろう14thにはその魔法が感じられなかったという、個人的な感想だ。

・MV作りなんて、準備期間も当日も、とにかく時間との戦いだろうし、段取りがひとつふたつ崩れただけで、クオリティに直結する事態になるだろうな、なんてこともちょっと考える。

・そういえば「青春トレイン」を見た時思ったな。現場大変そうだなっていう。撮影側の強力な現場力があってこそ叶う表現、チームワークの凄みを感じて、ものすごい手練れの制作陣、現場スタッフが支えてるんだろうな、なんて思った。

・それを仕切る「監督業」とか、異常な能力者であろう。僕みたいなもんの意見なんて無論、しょうもないものです。

・「ドライフルーツ」のことも書きたい。

・欅坂では「僕=平手」の物語として、各作品に連続性があった。その流れを決定づけた人こそ池田監督で「サイマジョ」と「月スカ」の軸合わせは最高だったと思う。

・しかし欅の破綻を経て、無邪気に物語を押し付けることは疑われている。一方で「いくもど」以降登場した、「過去MVの要素を引き継ぐ」ことで連続性を作るってのは面白いと思うのだ。水とか、メガネとか、今回のルームランナーとか。櫻坂の色合い作りに、ひとつ筋道を作っておく方法として、よいと思うんだよな。

・池田監督の傑作MV「なんラブ」のイノセント少女が「ドライフルーツ」に足踏みを続けているとしたら、マジ辛すぎる。よくこんな酷な演出思いついたなと思う。いや、本当にそんな狙いあるのか知らないけどね。

・村山さんはすばらしい。デビュー間もない3期性ライブから、斗出した存在感があった。「さまになる」選手権1位じゃないか?坂道全体で見ても3位以内には入りそうな人である。今の10倍活躍してほしい。

・でも本人はあんまり上昇志向なさそう。知らんけど。ポジション感が渡邉理佐さんっぽいなって思ったりする。