職場でまあまあなトラブルが発生した。
掴みあい寸前の怒鳴りあいである。僕の方が日頃から溜め込んでいたフラストレーションが故に起きた問題で、しかし相手方にも問題はあり、その後の展開によっては、関係した人間同士で人生を潰しあう未来さえ、垣間見える程の、深刻なものだった。
事後の数日間の、中年が、ガチの、巨大な、ストレスを抱えた時の、生命維持すらピンチに感じる、この感じ。本当にヤバいなと思った。若い頃は、年をとったらストレスに強くなるというか、感じにくくなるのだと思っていた。そんなことはないのだ。メンタルごっそり削られるし、削られたのと同量の様々な体調不良が、ダイレクトに注ぎ込まれていく。
相手方はどうなんだか、あんまりナイーブなタイプでもなさそうだがな。しかし僕のキャパシティーが周囲に不可視だったように、他の人だって同様だろう。さりとて譲れない部分も多く、困ったことになっている。
と、そんな日記を書いていた途中で、この問題は一旦、痛み分けに落ち着いたようである。上司が双方に働きかけて調整し、当人同士の対面は避けるようにして、作った落とし所を、了解した格好だ。
孤立を深めることも、腫れ物扱いされることも、当たり前だが、あんまりいいもんじゃない。最近よく思う。僕の、苦しい、寂しい、辛い、それら全てが、ただ見苦しい。だって僕はここで、誰かに愛されているわけじゃないしな。どうすればよかっただろう。少し途方にくれている。
そんなこんなで「陽炎」の制作は捗っていない。普通に歌詞を読んだものが7分近くあり、4割は編集して削んないとだめで、要は展開がダルいんだな。迷いながらすすめている。